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金魚の年齢の数え方の違い
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明日4月1日から新年度の始まりです。

金魚の年齢の数え方(呼び方)も少しですが変わります。

※これは私が昔から市場関係者や流通業者、生産者にお聞きしていたものをまとめたものになります。

主に関西方面では昨年生まれのものを「当歳」新年1月を過ぎて3月31日までのものは「明け二歳」(年が明けて二歳になった)と呼ぶことが多く、4月1日を過ぎて新年度を迎えたものについては「二歳と呼ぶことが多くなります」

そして関東方面では昨年生まれの魚ですが、産卵させた時期までは「当歳」と呼ぶことが多いです。

要するに「満」なのか「数え」なのかの違いともいえるでしょうね。

でも中には明らかにそれは、当歳とかではないですよね?と思える個体をも「当歳」だと言いきられる(?)と思える個体も居ますから・・

鱗の「鱗紋」を数えてみましょう。

あと秋生まれの「秋仔」

これもまた興味深いのですが・・昨年の9月や10月に生まれたものを、今年の10月迄「当歳」と呼ばれる方も中にはいらっしゃることでしょう。

関西だと現時点で「明け二歳」そして明日からは「二歳」となる訳ですが・・

春の4月から10月まで育てた魚と、昨年の9月に生まれた魚を同じように秋に「当歳」として扱うのには私は違和感があります。

幅広い方々にお聞きしましたが「あんた位なもんだよ、そんなくだらないことにこだわるのは!」「そんなことはどうだっていいんだよ!」と話にならない方も中には、いらっしゃいましたが。(特に流通業者)

そうなのでしょうか。

飼育されていらっしゃる方なら一度は(こ~れは、当歳じゃないだろう~)と思ったことがあるに違いありません。

いや、そういうことがあったかと思われます。

色の濃さなどで解る方は解ると思いますが、飼育し始めて間無しだと「言われると信じちゃいましたよー」

と仰る方もいらっしゃいましたし・・・。

と、あくまでも「そこまでこだわる方へ」のお話でした・・・。




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次回の店頭販売日は4月1日2日13:00~18:00です。宜しくお願い致します。

by fkchimeji | 2017-03-31 22:24 | 季節
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